責任制限額|貨物保険.com

貨物保険用語集

責任制限額

貨物に事故が生じたときの梱包や特定の単位ごとの運送人の責任限度額を指す言葉。責任制限額とか梱包制限額といったりもする。
それぞれの輸送を律する主要な法ないし条約に定められた内容は以下のとおりだが、運送契約がどの法律ないし条約に基づくかによって個々のケースに適用される限度額は異なる。

国際海上輸送:へーグルールでは1梱包当たり10万円(日本)

へーグヴィスビールールでは1梱包または1単位当たり666.67SDRまたは貨物重量1s当たり2SDR(SDRの対円相場があり変動する)のいずれか高い方
コンテナ入り貨物については、B/L上に表記された梱包または単位ごとに適用
ハンブルグルールでは、1梱包または1単位当たり835SDRまたは貨物重量1s当たり2.5SDRのいずれか高い方

国際航空輸:貨物重量1s当たり17SDR

国内海上輸送:規定なし(貨物の到着地価額が実質の限度)

国内航空輸送:一般規定なし(実務では価格無申告の場合個々の約款により1送り状当たり3万円程度が限度)

国内陸上輸送:規定なし(貨物の到着地価額が実質限度)

 

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