交互計算｜貨物保険.com
貨物保険用語集
交互計算
輸出入を始めとした取引の代金決済に関し、手形決済や送金といった方法を取らず、当事者同志の帳簿の勘定の貸借記（輸出者は借記、輸入者は貸記）だけで決 済を行う方法。主に親子会社など関係が深い当事者同志の間で行われる。外為銀行を経由せず為替管理の対象から外れるとして、以前は特殊決済方法として厳し く規制されていたが、1998年の外為法改正により規制が大幅に緩和されたため、決済に関する銀行手数料の節約を図るため利用増加が見込まれる。交互計算 とは便宜上の呼び方で、外為法などでは貸借記と呼ばれる。また、ネッティングという呼び方も一般的である
