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貨物保険用語集

包括保険扱い

輸入貨物の通関時、税関側から関税額算定のため保険料の明細を記載したDebit Noteの提出を求められるが、輸入頻度が高い場合、個々の輸入の都度保険会社からDebit Noteを入手し、税関に提出する事務手続きの負担は小さくない。
この事務負担の軽減を図る取扱いがこれで、適用が認められると個別のDebit Noteの提出を省略できる。保険会社との間で包括的な保険契約(通常はOPなどの包括予定保険)を締結している場合に、税関に対し包括保険扱い申請を行 うことで適用できる。この取扱いがとられる場合、関税の課税標準であるCIF価格のうちの保険料額は申請時申告された保険料の算出指数に基づき税関側で算 出してくれる。
この包括保険扱いの適用対象は、航空貨物や一部税関に限られていたが、税関側のコンピューターネットの拡充で現在では広範に利用できるようになっている。

 

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