通常の輸送過程|貨物保険.com

貨物保険用語集

通常の輸送過程

貨物保険の保険カバーが継続するための一つの条件。貨物保険では保険期間を「貨物が仕出地倉庫を搬出された時から仕向地倉庫に引き渡された時まで」と定め ているが、この倉庫間を移動する際貨物の輸送が通常の輸送に付随もしくは関連した過程だけで営まれ、被保険者の故意による離路や遅延などがないこと、すな わち通常の輸送過程にあることを条件として求める。そして貨物がこの過程から外れた場合、保険はそこで中断すると定めている。
輸送途中、荷主の都合により一旦輸送を中止し貨物を保管する場合などが通常の輸送過程を外れる代表的な例だが、こうした通常の輸送過程を外れた場合の保管などについては保険保護が一切ないので、予め特約などで対応しておくなどの注意が必要となる。
因みに英文ではOrdinary Course of Transitと表現される。

 

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